【自律神経失調症について】
【自律神経失調症について】
《自律神経失調症》
自律神経失調症は、自律神経のバランスが崩れてしまい、さまざまな不調をもたらす状態をいいます。
そもそも自律神経とは、あなたが意識しなくても働いてくれているものです。
例えば、心臓を動かして血液を全身に巡らせたり、胃腸を動かして食べたものを消化吸収してくれたり、体に必要なものと不要なものを振り分けて排尿排便を促してくれたり、などを支配してくれています。
【自律神経の種類】
【自律神経の種類】
《交感神経・副交感神経》
自律神経は、交感神経と副交感神経の2種類からなります。
前者の交感神経は、昼間に働き、脳と体を活動に適した状態にします。
一例として脳や筋肉に酸素や糖を届けるために、血圧を上げたり心臓を速く動かしたりします。

後者の副交感神経は、夜に優位になり、休む・リラックスするとき、消化器系などを動かすときに働く神経で、体を修復することが主な仕事です。逆に言えば副交感神経が働かないと体を修復することができません。「病気になったら寝るのが一番治りが早い」というのはこのためです。

そして交感神経と副交感神経は、シーソーのような関係で、どちらかが上がると、どちらかが下がります。脳や身体が活動しているときは、修復作業はできません。逆に心身の修復をしているときは、激しく動くことはできません。
【自律神経失調症の発症】
【自律神経失調症の発症】
《発症の原因と症状》
この交感神経と副交感神経のバランスが崩れてしまうことで色々な症状が出てしまうことを言いますが、多くの場合、ストレス過多による交感神経の異常緊張から自律神経失調は始まります。
ストレスで、常に緊張状態、興奮状態、戦闘態勢、恐怖心、危機感などは、交感神経が高まり過ぎて、副交感神経が働かなくなり、眠れない、疲れが取れない、病気が治りづらいなどの症状が出てきてしまいます。

自律神経失調の疑いがあるならば、休養する必要があります。
それを無理して仕事などを続けると、脳と体が常に活動状態、つまり交感神経が高まった状態で、副交感神経が働けず、脳と体を修復することができません。修復されないまま働き続けると、最後には神経の誤作動が起きてしまい、めまい、耳鳴り、頭痛など、不快な症状が起きてしまいます。
【自律神経失調症による体内変化】
【自律神経失調症による体内変化】
《体内では何が起きているのか・・・?》
多くの場合交感神経の働きが高まり過ぎるので、血圧が上がり脈拍数も上がってきます。
自律神経失調症が続くと、高血圧になり、心臓にも負担がかかり、さらに疲れやすくなってしまいます。
さらに交感神経は、血中に糖分を高める作用もあるので、自律神経失調症が長く続くと糖尿病になってしまうこともあります。

一方で、副交感神経の働きは低下します。
副交感神経は消化器系などを動かす神経なので、それが低下すると、胸焼け、お腹が空かない、腹痛、便秘、下痢などの胃腸系の不調を訴えることが多くみられます。

機能低下した副交感神経と、機能亢進した交換神経が、自律神経失調症の状態です。さらにこれにリズムの狂いもプラスされてきます。
自律神経失調症は急に起こることはありません。毎日の積み重ねでなってしまうものです。
【自律神経失調症発症後・・・】
【自律神経失調症発症後・・・】
《症状に対して、何もせずにいるとどうなる?》
自律神経失調症は、「体」に症状が出ます。
それに対して有効な対応をしないでいると、悪化して、うつ状態(体の症状+軽い心の症状)になります。
そして最終的には、うつ病(体の症状+心の症状)になってしまいます。

ストレスを受けたとき、例えば怒られたとき、それをグッと堪えているとき、身体は緊張していませんか?肩に力が入っていませんか?歯を喰いしばっていませんか?拳を振り上げるのを必死に抑えていませんか?
そんなときは交感神経も高まっていますし、筋肉も硬く緊張しています。
それが続いたり度重なると、筋肉もガチガチに硬くなって、ひどい肩こりや頭痛、背中の痛み、腰痛などに繋がっていきます。
【自律神経失調症 万が一そうなったときには・・・】
【自律神経失調症 万が一そうなったときには・・・】
《お悩みの方はぜひ当店へ!!》
当店の施術は、そんな緊張した筋肉を緩めたり、働きが低下している副交感神経を高め、
興奮している交感神経を鎮めるように、内臓や頭などにアプローチするように施術しております。
併せて、私と波長が合うと思っていただけたならば、心のストレスを吐き出して、
スッキリしてお帰りいただければ幸いです。